燃料電池

メリットデメリット

燃料電池のメリットデメリットを挙げてみたいと思います。

燃料電池のメリットは何といっても効率が良いことです。

大規模な発電による効率はせいぜい40%程度で、送電ロスも入れるともっと悪くなります。
燃料電池だと、発生する熱も利用すると、60〜70%と2倍くらいの効率が期待でき、電力需要のある地域に分散配置できます(送電ロスもほとんどなくなる)。
つまり、単純に言うと燃料電池の場合同一燃料を利用してもCO2を1/2に減らせるのです。
同時に、燃料電池だとこれまでのように送電線がやられて大規模な停電が発生する危険性も下がります。

燃料電池はディーゼルエンジンとあまり効率が変わらないのですが、最大のメリットは現在実用化した水素直接供給の方法だと、原理的に水しか排ガスは出ませんので究極のクリーンエンジンである点です。

あと、燃料電池は割と静かです。
燃料電池はハイブリッドにし易いですから、エネルギー回生も考えると効率の点でも水素ディーゼルよりは有利でしょう。

燃料電池をノートパソコン、携帯電話などへの応用は非常にメリットが大きいですね。かつてない大容量の燃料電池が出来上がります。

そして燃料電池のデメリットですがプラチナが高価になります。
家庭用の燃料電池だと、騒音の問題がなければ水素ディーゼルエンジン発電の方がよいでしょう。
というのも、発電量と発熱量の比率を考えると、燃料電池は家庭には無駄に多くの発熱が出てしまいます。
だから、あと2年ほどで市販されると言われている燃料電池も発電能力は1kWであり、家庭の必要な電力ピークをまかなえる物ではありません。

燃料電池

ポータブル機器

ポータブル機器にはメタノール型の燃料電池が使われています。

東芝がWPC EXPO 2005で燃料電池を使用した携帯電話の試作機を展示しましたが、このモデルはボディ背面から水蒸気として放出される工夫が施されていました。

この燃料電池で発生する水分自体かなり少ないので、衣服が濡れることはないようです。皮膚から放出される水分の方が多いらしいです。

また燃料室が稼働の二重構造になっていて、メタノールが減った分そこに水分をため込むようなシステムの燃料電池も存在します。

現在もっとも注目されている燃料電池が、発生する水分を再利用する方式です。燃料電池のメタノールは濃度3〜6%がもっとも効率よく発電出来るそうですが、カートリッジには高濃度メタノールを入れており、発生する水で順次希釈して使用するというアイデアです。

ポータブル機器は消費電力が少ないゆえ、燃料電池で発生する水分もかなり少ないんです。

燃料電池

燃料電池ハイブリッド車と燃料電池自動車の違い

燃料電池ハイブリッド車と燃料電池自動車の違いは、
燃料電池自動車は水素と酸素から発電した電力でモーターを回して動力としています。

燃料電池ハイブリッド車は燃料電池だけでなくさらに動力用バッテリーを積み込んだうえで、ブレーキ時などにプリウスに積まれたシステムのように発電を行いそれをバッテリーに蓄えそれも電力として利用することで燃料となる水素の利用効率を高めています。

そして燃料電池ではなく、動力用バッテリーを動かすためには、減速するときにモーターに逆負荷がかかりますがそのときはモーターが逆に電気を発生させることでその電力をためておいてそれを動力用に回します。

燃料電池ハイブリッド車も燃料電池自動車いずれも優秀な燃料電池なんですけどね。

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